id:halts:20030712#p2 で予告してた話。
とにかく思うのは、「Ver.5.x は試作版」ということ。学習ソフトに盛り込んだら面白そうな機能、役立ちそうな機能をとことん追加し、その実用性を確かめるための試作品だったと考えている。
そしてこれこそが Ver.5.x がフリー版である所以である。
Ver.6.0 と Ver.5.3, Ver.5.4 の開発は平行して行われていたわけだけど、Ver.5.3 をリリースするときは、内心「洗練されてないなぁ」と思っていた(笑)
それほどまでに開発に時間がかかってしまった Ver.6.0 だけに、これまでの PSS で最も進化し、使いやすいバージョンだと自負している。Alpha 版でさえ 20 に達していたというのに Beta 版はなんと Beta30 まで続いた。Alpha1=Beta1 にしていたら、Beta50 に達する計算。いやぁ、恐ろしい。(PSS の場合、ほとんどの Beta 版はいわゆる NightlyBuild なんだけど)
んで、今日の本題。
もう Ver.6.0 を完成させてから1ヶ月が経とうとしているが、Ver.6.0 は PSS の Windows 版として一つの完成を見たと思っている。僕が想定していた学習方法は実現しきったと思うわけで、特に GUI については Ver.5.4 よりも遙かに進化していて、これはもう完成形と呼んでいいと思う。
が、ただ1点だけ気になるのは、「学習モードの扱いの悪さ」だ。学習モードは実は問題集の選択と同じか、それ以上に重要なタスクなのに、その変更方法は非常に低レベル。人によっては以前のバージョン(具体的なバージョン番号は分かりません…)の方が好きという人もいるかもしれない。僕は Ver.6.0 の方法が今までで一番いいとは思うけど。
というわけで、次のバージョン(Bridgeroot)では学習モードの扱いについてももう一度真剣に考えてみたい。