2019/7/31 に開発PCのWindows10を再セットアップしてからまだ1年余りですが、来月に Zen 3 / Ryzen 5000 シリーズが発売されるタイミングで全部入れ替えたいと思っているので、その前に現在のPC環境を仮想マシン化しておきたいと思います。
当時の記事 で「仮想マシン化」の手順を書いてあるので現在も有効か確認していきます。
仮想マシンの作成
VMware の空のUEFIな仮想マシンを作り、UEFI で起動する「Acronisブータブルレスキューメディア」のUSBを仮想マシンに接続してAcronisを起動し、tib ファイルから復元しました。tib ファイル自体は実SSD上にありますが、直接マウントするのは怖かったので、一度別のWindows10仮想マシンに空のHDDイメージをマウントし、そこにtibファイルをコピーした上で、先ほどの空の仮想マシンにマウントしてAcronisからアクセスできるようにしました。
ちょっと回りくどい作業でしたが、一応PC自体は仮想マシン化できました。
ということなので順にやってみます。
バックアップファイルのコピー
「Acronisブータブルレスキューメディア」でブートしたマシンがバックアップファイルを認識できる必要があります。
そこでまず既存の仮想マシン(Windows10)に「任意の仮想HDD」を追加して起動し、バックアップファイルをコピーしておきます。
仮想マシン作成
VMware Workstation 15 Player で「新規仮想マシンの作成」から空の仮想マシンを作成します。
前段で作った「任意の仮想HDD」を「追加」しておきます。
このタイミングでHDD自体の容量も大きめにしておいたほうがいいです。 (復元先指定の時点で容量が小さいことに気づいてやり直したので・・・)
バックアップからの復元
UEFI で起動する「Acronisブータブルレスキューメディア」のUSBメモリを仮想マシンに接続してAcronisを起動します。
上記の赤枠を右クリックして「接続」して仮想マシンを再起動します。しばらく待つとメニューが出るので 1 で続行し、Acronis True Image を起動します。
復元 -> バックアップの参照 で先ほどコピーした「任意の仮想HDD」からバックアップファイルを選びます。
バックアップファイルを選び、「復元する」で復元を開始します。
で、復元したけど起動せず。
Acronis 2021 の Universal Restore で試す(失敗)
Acronis True Image 2021 を購入、アップグレードし、Acronis Universal Restore で試すことにした。
今回は 2 で行く。
でもやっぱり起動しない。
ブート領域の復元
UEFI/GPTインストールしたWindowsの「ブート領域」の復旧方法 - ぼくんちのTV 別館 を参考に。
Windows 10 の USB から起動し、「コンピューターを修復する」を選択。
bootrec /Rebuildbcd
に失敗する。diskpart
で list volume
しても FAT32 のEFIパーティションが見つからないので、EFIパーティションを作る。
下記を参考に・・・。
- 「要求されたシステムデバイスが見つかりません」の3つの解決策
- SOLUTION: “The requested system device cannot be found” on UEFI systems | Triple-S Computers Blog – Louisville, KY computer repair specialist
念のためもう一度 bootrec /Rebuildbcd
をやって、成功することを確認。
ゲストOSを再起動してみる。
無事起動しました。お疲れさまでした。