ビジョン・コンセプト

はっきし言って,まだ見つかりません.
従来のコンセプトというのは,(wiki のどこかに書いてあると思うけど)

  • 英語(をはじめとする外国語)を好きになってもらうためのソフト

でした.暗記という単調な作業を楽しくやってもらおう,という心意気ですね.ま,成功してるとは言い難いのは自分がPSSをあんまし使ってないことからも明らか?(汗)
それはどちらかというと大きなコンセプトですね.もっと低レベルな話をすれば,たとえばほかにも PSS と同じようなフリーソフトなり市販ソフトなりはいっぱいあるけれども,PSS は,

  • 最低レベルの機能を持ち,その模範となるソフト,あるいはこの業界での最低レベルを定義するソフト

であるべきと考えていました.PSS より下の使い勝手なり使いやすさなり,機能性なりを持つソフトは(言い方は悪いが)出て行ってくれ,とそう言いたいわけです.今でもそう思っています.勘違いしないでほしいのは,機能が少なければダメ,と言ってるわけではないんです.対象とするユーザが求める最低限の機能を持っていればいいと思うけど,それでもどうしても備えるべき機能はあるだろう,そういう話です.

上を見ればきりがないし,とんでもなくすげー機能を備えたソフトはほかにもたくさんある.それでも僕にできるギリギリのことをやって,業界の最底辺を定義する.これ以上の作り込みはお金をかけてください,って.僕が交通事故にあってあと1分で死ぬ,最後の遺言は?との問いにはまっさきに「PSSオープンソースにしてくれ」と答えますね.そういう心意気.あ,今すぐすれって?あはは,もう少し僕を楽しませてくださいよ(笑)

で,「最低限」を目指したのは Ver.5 の話.Ver.6 は使いやすさを目標に.じゃ,Ver.7 は?となってわからなくなってるんだよね.迷う必要も本当はないんだろうけど,僕はどこか PSS を「作品」だと思ってるから,それに「使命」,「思想」を与えたいと思ってるんかも.