CPU Dynamic Assign Helper

名前付け間違ったような気もする.ぜんぜん Dynamic ではない.むしろ Static な割り当てを強制するソフトだ.ま,かっこいいからいいや.

基本的にタスクトレイに常駐し,特定のアプリケーション(プロセス)への CPU 割り当てを変更するためのソフト.その割り当て設定を保存し,次回そのプロセスが起動したときに自動的に再度その設定を割り当てることもできる.言葉で書くとすごくわかりにくいな.

CPU-0, CPU-1 があり,非常に負荷の高いソフト A, B があるとする.
通常,ソフト A, B は CPU-0 と CPU-1 の両方を使う.
ソフト A と B が CPU を取り合うことになり,全体としてのパフォーマンスは結果的に高くなる(OS が最大限に CPU を使おうとしている状態である)が,その分レスポンスは悪くなる.マルチ CPU 環境へのチューニングを施されたソフトウェアほど,他のアプリケーションの操作性に与える影響が大きくなるのだ.

そこで,ソフト A を CPU-0 だけ,ソフト B は CPU-1 だけ使うように設定することで,ソフトウェア単体でのレスポンスは改善される.場合によっては全体的なパフォーマンス(スループット)もよくなるかもしれない.

この割り当てを半自動的に行うのが CPU Dynamic Assign Helper 君.
まだマニュアルがないけど既に友人の会社では大活躍してくれているそうだ.